宅建を独学で合格する方法コツとは?
「宅地建物取引士」、通称「宅建士」は、不動産業界で人気が高い国家資格。宅建士試験に挑戦したいと思ったとき、スクールに通うべきか、通信講座を受講すべきか、独学で出来ないだろうかと悩む方は多いと思います。
独学は費用が安く抑える事ができて、自分のペースで勉強できるなどのメリットがありますが、果して可能なのでしょうか。
ズバリ!宅建を独学で合格することは、可能です。
今回は宅建士試験に独学で試験に合格するコツをご紹介します。
自分に合った教材選びからスタート
独学で宅建士試験合格を目指すとき、まず準備しなければならないのが教材です。
教材には主に、「学習すべきポイントを網羅したテキスト」、「理解度を確かめるための基本問題集」、過去に出題された問題で構成された過去門」の3種類があります。
初めての勉強する方やの業界未経験者の独学でありがちなのは、最初から分厚いテキストに取り組み、途中で挫折しまうことです。この方法はおすすめできません。
宅建士に合格するために必要最低限のポイントだけを抑えたテキストをおすすめします。
イラストや図解、表などがあり、ふりがなの記載や文章が読みやすいテキストを最初に読み、基本を押さえるといいでしょう。まず、「マンガで分かる」基礎本を読むという手もあります。
問題集は、テキストと対になったものを選ぶことをおすすめします。解説の言葉などに違いが出ないため、学習がしやすくなるからです。また、正解・不正解だけでなく、解説がきちんとついていることもポイントです。
宅建士試験は、その年の4月1日時点で施行されている法令を基準に出題されるため、「過去問」は必ず最新版を選びましょう。なぜならば、法改正することも多いため、過去5年を超える過去問題集はあまりおすすめしません。
学習期間の前半は基礎力をつける
学習期間の前半は、基本的知識をインプットしましょう。まずは、各項目の全体を理解しておくことがポイントです。テキストを最初から、一字一句を読込むよりも、浅く広く科目である権利関係、法令上の制限、税その他、宅建業法の内容や特徴を把握しましょう。
その後は、テキストを読むだけでなく、問題も解きながら要点を覚えていくのがおすすめです。
テキストを読む→問題を解く→間違えた問題の解説を読んだり、テキストに戻るといった流れが基本で、繰り返しが重要です。
「基本問題集」と「過去問」の両方をこなすのが理想ですが、もし十分な勉強時間が確保できない場合は、「過去問」を優先しましょう。「過去問」は「基本問題集」より難易度は高いのですが、いかに「過去問」を繰り返すことができるかは合否を決める重要なポイントとなります。反復して過去問を学習することで、出題のパターンや引っ掛けポイントが分かり、傾向と対策が打てるようになります。
勉強のコツは暗記に時間を割くこと
基本的知識をインプットするためには、暗記が大切です。宅建試験はほとんどが暗記に近い問題であり、問題のなかに不動産に関する法律や専門用語が多く出てくるため、そもそも問題を理解するためにも暗記は欠かせません。
地道な学習方法ですが、合格への近道と考えましょう。
また、権利関係は民法などの出題があるため、登場人物の利害関係をしっかり理解することが大切です。
スマホアプリを活用するのも手
テキストや問題集以外に、スマホアプリを利用するのもいいでしょう。
スマホアプリは、移動時間やスキマ時間などを有効活用できるのがメリットです。ちょっとした空き時間でも、1~2問の「過去問」は解けるもの。その小さな積み重ねが、合格へと導いてくれるかもしれません。
終盤は直前対策期
学習期間の後半は、基礎力養成期で備わった知識の応用力を育てるために勉強時間を使いましょう。復習と模試に専念するのがおすすめです。
宅建試験の合格率は約15~17%です。数字だけ見ると難しい資格のように感じるかもしれませんが、国家資格のなかでは難易度はそれほど高くなく、独学で合格する人もたくさんいます。ぜひチャレンジしてみてください。
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