不動産賃貸仲介営業のお仕事とは?仕事内容と年収を徹底解説!

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不動産賃貸仲介営業のお仕事とは?仕事内容と年収を徹底解説!

不動産仲介営業は、大きく「売買仲介」と「賃貸仲介」に分けられます。
賃貸物件に住んだことがある人も多いと思うので、賃貸仲介営業の仕事はイメージしやすいのではないでしょうか。
不動産賃貸仲介営業は、未経験でもチャレンジしやすい職種です。その仕事内容や年収、メリット・デメリットを解説します。

不動産賃貸仲介営業の仕事とは?

賃貸マンションやアパート、戸建てなどを借りたい人に対し、物件を紹介して賃貸契約を結ぶ仕事です。
住宅だけでなく、駐車場や店舗、オフィス、倉庫など事業用の賃貸物件も仲介。借主と貸主をつなぐ役割を担い、双方から報酬として仲介手数料を受け取ります。
その仕事内容は、店頭での接客や物件案内だけではありません。主な業務内容を簡単に説明すると以下のようになります。

・インターネットやチラシなどの広告に物件情報を掲載する

現在では広告の多くがインターネットになっています。数多くのポータルサイトやホームページがある中、ただ掲載すればいいのではなく、物件が魅力的に見えるよう写真や文章に工夫を凝らす必要があります。

・店舗での接客

物件への問い合わせがあった場合、メールや電話で対応すると同時に内覧日の調整をします。顧客が直接来店した場合も同様で、要望をヒアリングし、内覧に対応します。

・物件案内

1組の顧客に対し、2~3件の物件の案内するのが一般的です。土・日の場合、1日に4~5組の顧客を案内することもあるため、内覧対応だけで1日が終わることも珍しくありません。

・契約までの事務処理と契約の締結

入居審査や家賃交渉、契約書や重要事項説明書の作成、初期費用の請求と入金処理など契約までの事務処理を行い、契約を結びます。これらが整うといよいよ鍵の引き渡しとなります。

賃貸仲介営業に必要なスキルは?

不動産賃貸営業職として働くためには、資格は必要ありません。ただし、不動産に関する基礎的な知識は身につけておきたいところです。質問されたときに答えられないと、顧客に不信感を持たれてしまいます。逆に適切なアドバイスができれば、契約に結びつく可能性は高まるでしょう。

加えて、さまざまな顧客に応対する接客では、コミュニケーション能力が求められます。なかでも、顧客それぞれの要望を的確に、きめ細かく聞き出すヒアリング能力は重要です。
また、賃貸仲介営業で賃貸契約をするには契約書の他に「重要事項説明書」を説明、交付する必要がありますが、これは宅地建物取引士の資格を持っていないとできません。宅建士の資格があると就職や転職には有利になり、不動産の専門家として知識を活かしながら活躍できます。

内覧に同行する際は店舗から物件まで車で移動することが多いため、普通自動車運転免許はあった方がいいでしょう。

実力次第で収入アップ

不動産賃貸の営業の年収は、300万円~500万円程度が多いです。企業によって割合は異なりますが、基本的には固定+歩合制を導入しているため、成果を上げれば給料も多くなります。

賃貸のインセンティブは家賃の金額をもとに計算するため、売買の仲介に比べてもともとの利益が少なく、給料はそれほど高額にならないのが実情です。しかし、実力次第で収入アップは十分可能と言えます。

不動産賃貸仲介営業は、エリアや会社によって扱う物件が大きく異なり、規模もさまざまです。事業用の店舗などは家賃が高く、事業用としての仲介手数料が適用となるので利益は大きくなります。

また、宅建士や管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士の資格を取得することによって、給与にプラスして1万円~3万円の資格手当が支給される会社も多くあります。

未経験でもチャレンジしやすい

賃貸仲介営業のメリットは、比較的短期間で契約締結まで進められることです。
また、賃貸仲介営業は、売買仲介営業ほど不動産や税金に関する深い知識を求められません。もちろん、不動産に関する知識やスキル、経験など必要なものもありますが、基本的にはどれも業務の中で身につけていくことが可能です。そのため、未経験でもチャレンジしやすいのが魅力です。

さらに、インターネットやチラシを見て連絡・来店してきた顧客に対して営業するため、基本的に飛び込み営業やテレアポは行いません。売買仲介に比べると、ストレスが少ない仕事と言えるかもしれません。

土日は休めないことが多く、繁忙期は忙しい

賃貸仲介営業では土日祝日に来店する顧客が多いため、多くの会社は水曜日を定休日にしています。週休2日制を採用する会社も増えていますが、休日は火曜、水曜としているところが多いです。
反響営業のため、基本的には残業は多くありませんが、新学期前で企業の転勤・異動に伴う需要も多い2月から3月にかけての繁忙期では休日出勤も多くなります。

成果を上げ、宅建士などの資格を取得すれば、年収アップやキャリアアップを望める不動産賃貸仲介営業の仕事。経験不問の求人も多く、未経験から不動産業界に挑戦したい、これから不動産業界で長く働きたい人というにはおすすめの職種です。

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