施工管理は女性ではきつい?
結婚、出産、子育ては?

施工管理
施工管理は女性ではきつい? <br>結婚、出産、子育ては?

建設業=男性中心の仕事というイメージを持つ人は多いと思います。実際、建設業で働く女性の割合は10年前と比べて約10万人増加したものの、全体の1.5割程度にとどまっています。しかも、職種別に見ると、7割以上が事務職なのが現状です。
建設業のなかでもニーズが高い施工管理の仕事は、女性には無理? いえいえ、そんなことはありません。
ここでは、その現状と女性が施工管理の仕事に就くメリットをご紹介します。

施工管理の仕事は女性にはきつい?

施工管理は、さまざまな専門分野の人が働く建設現場で、工事が安全かつ計画通りに進むよう工事全体を管理する仕事。現場監督は主に工事現場を束ねる現場監督とは異なり、施工計画から書類作成、各種手続きまで工事全体を管理します。
女性の割合はまだまだ少数派ですが、年々増加傾向にあります。

施工管理の具体的な仕事内容は、大きく工程・品質・原価・安全管理の4つに分けられます。

〔工程管理〕

工期を守るため、工程表を作成して作業の進め方から作業員の人数、必要な重機の手配などを行う業務です。

〔品質管理〕

建設で使用する材料の寸法や品質が設計図書や仕様書にある規格を満たしているかを管理します。

〔原価管理〕

人件費や材料費、重機のレンタルなどの原価を計算し、決められた予算内に収める業務です。

〔安全管理〕

安全に工事を進められるよう、必要な設備や環境を整えます。

施工管理は力仕事ではありませんが、現場に出ることも多く、季節を問わず屋外や空調が効いていないところで過ごすことも多くあります。一般的な事務職に比べると、それなりの体力が必要な場面は多くなると言えるでしょう。
一方で、上記の4つを見ると、女性ができそうもない業務はひとつもないことがわかるでしょう。適性とやる気さえあれば、女性でも十分に活躍できる仕事なのです。

未経験でもOK

施工管理の求人のなかには、経験不問のものも数多くあります。
施工管理には「施工管理技士」という国家資格がありますが、資格がなくても施工管理の仕事に就くことはできます。そもそも「施工管理技士」の資格は、実務経験が無ければ取得できません。そのため、無資格からキャリアをスタートし、入社後に働きながら「施工管理技士」の国家資格を取得するケースが多く見られます。
資格を取得すれば、男女問わずに同じラインで仕事をすることができ、平等な評価を得ることができます。

女性が働くための設備が整いつつある

この数年、建設現場にもトイレや更衣室、休憩室など女性用の設備が設置されるようになってきました。女性が建設業で働きやすい環境が整ってきたといえます。

結婚、出産、子育ては?

キャリアアップを目指す女性にとって、大きなターニングポイントとなるのは出産や子育てではないでしょうか。
実は施工管理の仕事は、女性がキャリアを築くのに向いているといえます。施工管理の仕事は、新しい資材や工法が導入されるなどの変化はあるものの、基本的な業務が大幅に変わることはありません。そのため。育児が落ち着いてから現場に復帰しても、再びキャリアを積み上げることが可能なのです。人手不足の影響もあり、復帰しやすい環境だといえるでしょう。資格を取得しておけば、より有利です。
長期的なキャリア形成が期待できるので、結婚や出産後も長く働きたいと考えている女性におすすめです。

女性ならではの視点を活かすことができる

女性は細かいところに気づく人も多く、女性ならではの視点が武器になり得ます。細やかな危険をあぶり出し、改善できることがあるので、評価されることも多いようです。

施工管理は、実は女性が活躍できる仕事! 長期的なキャリアを積み上げたい方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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