施工管理への転職は未経験でも大丈夫？
20代でも転職できるお仕事

施工管理は、建物や道路、トンネルなどさまざまな施設・設備が計画通りに施工できるよう工事全体を管理する仕事。まさに「地図に残る仕事」に関わる仕事といえます。
専門知識やスキルが必要なイメージが強いと思いますが、未経験から転職することは可能なのでしょうか。
ここでは、その実情をご紹介します。

ニーズが高い施工管理の仕事

人手不足が続く建設業界。なかでも施工管理をはじめとした建設技術職は、とくにニーズが高くなっています。
施工管理には「施工管理技士」という国家資格があり、資格保持者は企業にとってほしい人材。というのも、各営業所や建設工事現場には建設許可に必要な技術者要件を満した者を設置することが義務付けられていて、それが「施工管理技士」だからです。その人材がいなければ、建設会社は工事をすることができないことになります。

経験不問の求人も多い！

しかし、施工管理の求人のなかには、経験不問のものも数多くあります。
未経験者で、資格もないけれど大丈夫？　そう思われるかもしれませんが、資格がなくても施工管理の仕事に就くことはできます。

そもそも「施工管理技士」の資格は、実務経験が無ければ取得できません。ですから、数年間の実務経験を通じて人材を育成しようと考える企業も多く、未経験者を受け入れる土壌が整っているといえるのです。そのため、無資格からキャリアをスタートし、入社後に「施工管理技士」の国家資格を取得するケースが多く見られます。働きながら資格を取得すれば確実にキャリアアップができることも、施工管理の魅力です。

「施工管理技士」の資格は１級と２級がありますが、まずは2級の建築施工管理技士を取得し、実務経験を積んだ上で１級を狙うのが主流です。
男性のイメージが強い仕事ですが、女性でも資格取得を目指す人も増えています。

また、企業は未経験者に投資する以上、なるべく長く働いてもらいたいと考えています。ですから、転職するなら20代は有利といえます。未経験で施工管理に転職するなら、早めに行動することをおすすめします。

数多くの求人からどこを選ぶ？

ひと口に施工管理といっても、仕事内容はさまざまです。
「施工管理技士」の資格も、工事の種類によって「建築、土木、管工事、電気工事、電気通信、造園、建設機械」の7種類に分かれています。
未経験者が選ぶべきなのは、どれでしょうか。正解はなく、自分が興味を持っているものつくっている企業を選び、転職活動をするのが一番！
また、企業によっては資格取得支援を行っていることも。受験やテキスト代など勉強にはそれなりに費用がかかるため、確認してみてください。

まさに、手に職がつけられる施工管理の仕事。施工管理として働く人の平均年収は、ほかの職種より高めです。さらに、資格の有無で年収は大きく変わり、1000万円稼ぐ人も。未経験から実務経験を積んで資格を取得し、年収・キャリアアップを目指してみてはいかがでしょうか。

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