不動産営業は営業未経験でも
車の免許がなくても大丈夫？

不動産業界に転職したいけれど、どんな経歴や資格が必要なのか、気になっている人も多いかもしれません。
ここでは、未経験から不動産で働くために有利な経歴や資格をご紹介します。

未経験者が挑戦しやすいのは不動産営業

不動産業界は、未経験でも転職しやすいといえます。「未経験者可」「職歴不問」などの求人も多く、実際に未経験から転職して活躍している人は少なくありません。
とくに、賃貸仲介営業は未経験でも採用募集をしていることが多く、募集している企業も多いので転職しやすいといえるでしょう。

また、不動産会社の営業職は、営業成績によるインセンティブ（歩合制）を取り入れていることがほとんど。とくに高額な商品を扱う売買営業などでは、実力次第でかなりの高収入を狙うこともできます。

異業種であっても営業職の経験があれば、転職には有利ですが、知識やスキルは基本的には業務に取り組む中で身につけていくことができるため、未経験から始めることは十分可能です。

車の免許がない！

不動産営業の募集要項には「要普通自動車運転免許」などと記載されている場合がほとんどです。お客様に物件を案内する際は車で移動する場合が多いので、運転免許は必須といえます。

転職する際の強みとなる「宅建士」の資格と比べると、「宅建士の資格を持っていて運転免許がない人」と「宅建士の資格がなく、運転免許を持っている人」とでは、後者の方が有利だといわれるほどです。
募集要項に「要運転免許」と明記されていない場合でも、運転免許は当たり前に持っていることを前提としている企業もあり、業務上必要になる場合があります。必ず確認しましょう。

運転免許を取得することをおすすめしますが、なかには「運転免許不要」としている求人もあるのでチェックしてみてください。ただし、仕事の幅が狭くなってしまうことは覚悟しておいた方がいいかもしれません。

不動産事務の仕事なら免許は不要？

不動産会社の事務の仕事は、営業職の人をサポートするとともに電話やメール対応、自社のウェブサイト、ポータルサイトの管理、広告物や書類の作成など多岐に渡ります。
パソコンの基本的なスキルは欠かせませんが、そのほかとくに必要な資格はなく、誰でもチャレンジできます。基本的には内勤なので、運転免許の有無も問われないことがほとんどです。

また「宅建士」資格を保有していれば重要事項説明書の説明もできるので、仕事の幅が広がり、給与アップを狙うことも可能。「宅建士」の資格を持っていれば転職に有利ですが、就職してからでも取得することをおすすめします。

不動産営業の仕事は、未経験からでも十分に活躍できます。ただし、運転免許は取得しておいた方がいいでしょう。すでに運転免許を持っている場合は、宅建士に挑戦することもおすすめします。どうしても運転は無理！という方は、事務職で活躍するという手もあります。

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