不動産会社への転職は、やめておいた方がいいのか?
天国と地獄の分かれ道?

不動産営業
不動産会社への転職は、やめておいた方がいいのか?<br>天国と地獄の分かれ道?

稼げる仕事という印象がある反面、ブラックなイメージがついてまわる不動産業界。しかし、本当にそうなのでしょうか。
ここでは不動産業界の現状や“地獄”を回避する方法をご紹介します。

不動産業界が地獄といわれるワケ

不動産業界=きついといわれるのには、いくつかの理由があります。

厳しいノルマがある

不動産営業には、ノルマがあります。達成できなければ上司から厳しく叱責されることもあるでしょう。飛び込み営業やテレアポ営業などにストレスを感じる人は少なくありません。

残業が多い

不動産営業の仕事はお客様の都合に合わせることが多いため、仕事時間が長くなりがちです。とくに賃貸仲介営業は、1~3月の繁忙期には残業は避けられないといっていいでしょう。会社によっては残業代が支払われず、サービス残業になってしまうこともあります。

土日が休みではない

多くの不動産会社は、週半ばの水曜を定休日としています。土・日曜や祝日はお客様が動くことが多いため、営業するケースがほとんどです。
さらに、お客様の都合に合わせて動くため、急な対応が発生することもあり、自分で休みをコントロールしにくいです。

クレームが多い

不動産業は、決して安くない金額の商品を扱います。とくに売買営業の場合は高額なため、お客様もシビアになる傾向にあります。
また、管理の仕事にはノルマはありませんが、入居者からの不満に対する対応を行わなければなりません。設備の故障のほか、騒音問題を始めとした近隣トラブルなどさまざまなクレームが休日や時間など関係なく寄せられ、解決が難しい問題に直面することもあります。
ます。また、オーナーと入居者の板挟みになり、ストレスを感じることもあるでしょう。

給料が安定しない

不動産会社の営業職は、営業成績によるインセンティブ(歩合制)を取り入れていることがほとんどです。
不動産営業が稼げる仕事といわれるのは、このインセンティブがあるからです。そのため、稼げる人と稼げない人の個人差が大きいシビアな世界であり、ひとりの営業マンでも稼げる月と稼げない月があるなど給料が不安定になってしまいます。

それでも不動産業界で働くメリットとは?

やっぱり、不動産業界で働くのはやめておいた方がいいの? そう思った方もいるかもしれませんが、やりがいを感じて働いている人もたくさんいます。
不動産営業の最大のメリットは、自分のがんばり次第で高い年収が得やすいということです。20代で年収1000万円というケースも珍しくありません。
完全な実力社会であり、学歴や過去の職歴は関係なし。営業成績を上げることで社内でも評価されます。

お客様に感謝される

不動産をお仕事は、お客様の人生のターニングポイントに立ち合える仕事でありますので、大きなやりがいと感謝されることも多いです。
進学や転職、結婚のタイミングで、住まい探しされる方が多く、物件探しのお手伝いにおいて、お客様のライフスタイルや困りごとなど、踏み入ったヒアリングすることもあります。
その中で、信頼関係も生まれ、住まいが見つかった時は大変感謝されます。

営業力に自信がつく

不動産の営業は、最も高額である商材を販売するお仕事です。
表面的な営業トークだけでは、契約に至る事は難しいです。しっかりとお客様とのコミュニケーションを得て、信頼関係を構築して、プロとして適切なアドバイスが出来て、契約につながります。不動産の営業をしていれば、営業スキルは高まります。
将来、異業界へ転職を考えた時でも、営業職として有効に働く事も多いです。

キャリアアップも可能

不動産営業であれば、結果で評価されます。しっかりと成果を出せば、管理職への道も目指せます。昇進して、役職を上げたい方や将来、マネジメントに興味がある方は、不動産営業であれば、チャンスはあります。

長く働くには職種を選ぶ

不動産業で長く働くためには、自分に合った職種の選択が重要です。
不動産営業のインセンティブは売上に応じた報酬であるため、動く金額によって大きな差が出てきます。賃貸より売買の方が稼ぎやすいといえますが、それだけ営業の難易度は高まります。住宅やマンションなどの売買営業は、不動産営業職のなかでも離職率が比較的高い傾向にあります。

賃貸仲介営業の場合は、飛び込み営業が少ない傾向にあり、営業職ならではのストレスが比較的少ないといえるでしょう。未経験でも採用募集をしていることが多く、募集している企業も多いので、チャレンジしやすいのも特徴です。

管理の仕事にはノルマがない反面、基本的にインセンティブ制度もありません。成果によって給料が大きく変動することがないため、営業は苦手だけれど安定を求める人には向いているかもしれません。

また、不動産業界の仕事は、営業だけではありません。人事、総務、経理といった事務職のほか、法務を行う契約事務職があります。
転職活動をする前に、自分が興味のある職種の離職率を調べておくのもいいでしょう。

働きやすい環境の会社を選ぶ

不動産業者の数は、今やコンビニの2倍以上。そして、ひと口に不動産業者といってもデベロッパーから街の小さな不動産屋さんまでさまざまな業種や形態の会社があり、どこに勤めるかによって働きやすさは大きく変わってきます。
前述したように、ほとんどの不動産会社の営業職はインセンティブを導入しています。これは働く上での大きなモチベーションになりますが、インセンティブがあまりに極端な会社は注意した方がいいかもしれません。

インセンティブがとても高く「月給○○万円以上可能」などと強調している会社の場合、実際にはインセンティブに頼って高収入を得るのが難しい状況になり、給料がかなり少なくなってしまう可能性があるからです。
まずは、固定給が平均的かどうかをしっかり確認することが大切です。

福利厚生を見ることも、会社選びのポイントです。
たとえさまざまな制度があっても、実際には利用しにくい雰囲気の企業もあります。有給などの取得実績や福利厚生をチェックし、働きやすい環境の会社を選びましょう。

福利厚生を見ることも、会社選びのポイントです。
たとえさまざまな制度があっても、実際には利用しにくい雰囲気の企業もあります。有給などの取得実績や福利厚生をチェックし、働きやすい環境の会社を選びましょう。

不動産業界で長く働くには、自分に合った職種と会社選びが重要です。
不動産業界への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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