転職にも役に立つ不動産業界のお仕事図鑑
お仕事内容を分かりやすく解説！

個人の住宅やオフィス、店舗、商業施設などさまざまな物件を扱う不動産業界。ひと口に不動産業といっても、業種や職種は多岐に渡ります。
未経験から不動産業にチャレンジする人も少なくないはず。ここでは、転職を検討する際に抑えておきたい不動産業界の業種や職種、仕事内容についてご紹介します。

不動産業界の仕事は主に４種類！

不動産業界の事業はおおまかに、売買、仲介、賃貸、管理の４種類に分類できます。１つの事業のみ取り扱っていることもあれば、複数の事業を展開しているケースもあります。

〔不動産売買〕

不動産を購入し、消費者に販売する事業。取得した土地にオフィスビルや商業施設、分譲マンション、戸建てを建設して販売します。土地や街の大規模な開発事業者はデベロッパーと呼ばれます。

〔不動産仲介〕

不動産の売買·賃貸の仲介を行う業態です。不動産の流通を担う事業で、全国ネットワークを展開する会社から地域に密着した個人事業の会社まで幅広くあります。

不動産業のなかには「宅建業」と呼ばれるものがあり、上記２つはそれに当たります。宅地建物取引業法による免許が必要になるのが特徴です。

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〔不動産賃貸〕

アパートや賃貸マンション、オフィスビルなどを所有し、個人や企業に貸し出します。

〔不動産管理〕

マンション、オフィスビル、商業施設、駐車場などオーナーから委託された不動産の資産価値の維持·向上を目的とした管理を行います。不動産が生み出す収益を証券化して投資するビジネスを行う会社もあります。

営業だけじゃない！　不動産業界の職種

不動産業といえば、営業活動を行って契約を獲得するというイメージが強いのではないでしょうか。業種によっても異なりますが、それだけでなくさまざまな職種が不動産業を支えています。

〔営業〕

販売や仲介の営業活動を行う、不動産業ではもっとも多い職種です。売買、賃貸物件をお客様に紹介や提案したり、契約したりする仕事を行います。
ローンなど関連手続きのサポートやリフォーム提案、お客様それぞれの相談への対応など仕事は多岐にわたり、幅広い知識が求められます。

〔仕入れ·企画·開発〕

土地や物件を探し、情報収集や購入手続きまで行うのが仕入れの仕事です。デベロッパーには企画·開発のポジションがあり、大規模マンションや商業施設、複合施設などの土地の仕入れから建設の企画·開発などを担当します。

〔管理〕

不動産管理業務は大きく「プロパティーマネージャー」と「アセットマネージャー」の２つの職種に分けられます。
「プロパティーマネージャー」は、ビルやマンションの維持、修繕工事の企画、トラブル対応などいわばオーナーの経営代行を行います。
一方の「アセットマネージャー」は不動産の運用が主な業務。不動産だけでなく経済や市場·投資に関する専門的な知識も求められます。

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〔事務〕

人事、総務、経理といった事務職のほか、法務を行う契約事務職があります。不動産契約に伴う各種書類作成や重要事項説明書の作成、お客様への説明などを行うため、宅建士（宅地建物取引士）の資格が必要となります。

不動産業界の事業内容は多彩で、それぞれの事業によって仕事内容も大きく異なります。

コミュニケーションが好き、運用に興味がある、バリバリ稼ぎたい…自分に合った業種や職種を絞り込むことで、キャリアプランをより明確に描くことができるでしょう。

宅建士などの資格を取得して、スキルアップしていくことも可能です。

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