建築士への転職は未経験でも大丈夫?
20代でも転職できる?
建築のプロフェッショナルとして、建築物の設計や監理を行う建築士。建築事業の花形というイメージも強く、社会人のなかにも憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか。
でも、未経験からの転職で建築士になることは可能なの? どうやって目指せばいいの?そんな疑問や不安を抱える方に、未経験から建築士に挑戦する方法をご紹介します。
建築士の試験は誰でも受けられるわけではない
「建築士」になるためには、「一級建築士」「二級建築士」「木造建築士」のいずれかの国家資格を取得しなければなりません。
建築士の試験は難易度が高く、合格することは簡単ではありませんが、その前に学歴や実務経験などの受験資格を満たしていなければ、そもそも受験することすらできません。
そのため、未経験者から建築士になるためには年単位の時間がかかることを覚悟しておきましょう。
容易なことではありませんが、長期的なプランをしっかり立てて取り組めば、未経験から建築士になることは可能です。
受験資格とは?
大学、短期大学、高等専門学校、専修学校の建築系学科で必要な指定科目を修め、卒業した場合は、一級建築士の受験資格が得られます。
高校の建築系学科、職業訓練校の建築系学科を卒業した場合、受験資格が得られるのは二級建築士のみです。
二級建築士の資格を取得すれば一級建築士の受験資格が得られるので、まずは二級を目指すのが一般的です。
建築系の学校を卒業していない未経験が建築士を目指す方法は主に以下のふたつです。
建築について学べる教育機関へ通う
上記でお伝えしたように、建築系学科がある大学、短期大学、専門学校などで所定の年数を納めて卒業すれば、その時点で受験資格を得ることが出来ます。
こうした教育機関に通えば、最短2年で受験資格を得ることが可能。建築に関する体系的な知識を基礎から学びながら、受験資格を取得できるのも利点です。
ただし、社会人が受験資格を得るために仕事を辞めてまで大学などに入り直すことは、それなりのリスクも伴います。仕事を続けながら教育機関に通うなら、夜間の専門学校、夜間の建築学科がある大学、通信制の建築学科がある大学がいいでしょう。
実務経験を積める会社に転職する
建築系学科の学歴がなくても、実務経験を7年以上積めば二級建築士の受験資格が得られます。仕事をしながら現場で重視される実務経験を身に着けることができることは大きなメリット。教育機関には通わず、実務経験を積んで資格取得を目指す人は少なくありません。
この場合、どの企業に転職するかが重要なポイントとなります。
実務経験を積むことができる会社はゼネコン、ハウスメーカー、設計事務所などです。ただし、そうした会社に転職したとしても、たとえば設計事務所で写図だけを行っていた経験や庶務や経理、営業職の場合は実務経験とはみなされません。設計業務や工事監理に関わることができる職種を選びましょう。
20代でも転職できる?
建築士に年齢制限はありません。30代でも40代でも挑戦できますが、お伝えしたように未経験者がそのスタートラインに立つまではかなりの時間を要します。
何歳でも建築士を目指せるとはいえ、やはり若い年齢が有利。会社に入って実務経験を積みたいと考えた場合も、未経験でも仕事に対しての吸収力が高く、成長できる可能性が見込める20代はポテンシャルが採用の大きな判断材料になり得ます。
建築士になりたいと考えている方は、いち早く行動を起こすことをおすすめします。
求人ニーズが高く、高収入も期待できる建築士。受験資格を取得するまで、そして試験に合格するまでの道のりは容易ではないかもしれませんが、根気よく夢に向かって進んでください!
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