派遣という働き方とは?

派遣

「派遣」というワードを聞いて、どんなイメージを持ちますか?

★自身のスキルを活かして自由に働けそう!

★プライベートとの両立がしやすそう!

★時給が高そう!

さまざまなイメージを持たれていると思います。

なかには、派遣に対してマイナスなイメージを持っている方も少なくはないでしょう。

 

「派遣」とは、正社員、契約社員、パート、アルバイトなどの直接雇用とは異なり、雇用契約を結ぶ企業(=派遣元)と実際に働く職場(=派遣先)が別の企業となります。

派遣社員は、派遣元である派遣会社から、派遣契約を結んでいる企業に派遣されて業務を行い、給与の支払いや福利厚生は雇用者である派遣会社が行います。

 

働き方の多様化により、「派遣」という働き方を選択する人が増えており、

2020年現在では143万人の方が派遣社員として働いていると言われています。

では、なぜ派遣という働き方を選択するのでしょうか?

メリット・デメリットから見ていきましょう。

 

【派遣で働くメリット】

①自身のライフスタイルに合った仕事ができる

勤務地・職種・シフトなどの希望条件を出して仕事を探すことができます。

芸能活動との両立、育児との両立、自営業とのWワークなど、フルタイムで働けない方やプライベートを充実させたい方の希望に合ったお仕事を見つけることができます。

 

②未経験からでも憧れの業界や大手企業で働くことができる

オフィスワークが未経験な方でも、憧れの事務のお仕事ができます。

未経験でも憧れの職種・業界で働きたい、という方には、派遣からチャレンジすることで、経験を積んで、キャリアアップを図っていくこともできます。

 

就業に関するサポートがある

派遣会社が仕事探しから就業の悩み、将来的なキャリアプランについて、フォローを行います。

派遣先と派遣社員の間に立ってサポートしますので、安心して働くことができます。

 

 

【派遣で働くデメリット】

①同じ派遣先企業(同一組織)で仕事ができるのは最長3年まで

派遣社員の契約期間は、3ヶ月や6ヶ月など派遣先によって異なり、派遣先と労働者の双方の同意があれば契約の更新をしていきます。

しかし、派遣法の定めにより、「派遣先の事業所における同一組織で3年を超えて働くことができません。3年を迎え契約期間が終了する場合、以下の対応をとることで継続して就業が可能になります。

A. 無期雇用である常用型派遣などに雇用形態を変える(派遣元での無期雇用)

B. 派遣先の直接雇用になる(派遣先での社員化)

C. 派遣先の組織単位(課やグループなど)を変更(派遣社員として継続)

 

➁賃金や福利厚生は待遇が弱い場合もある

正社員と比べると賞与や福利厚生の待遇が弱い場合があります。
しかしながら、正規雇用労働者と非正規雇用労働者の不合理な格差の解消を目指すため、公正な待遇の確保実現に向けた【同一労働同一賃金】が2020年4月に施行され、どのような雇用形態を選択しても納得できるような待遇を受けられるような働き方を実現しております。

 

【派遣で仕事を始めるためには?】~登録から仕事開始までの流れ~

①KSキャリアの登録会に参加
登録は無料で、来社かオンラインにて参加していただきます
★未経験や学生、ブランクがある方でも登録が可能です★

➁お仕事のご紹介
キャリアアドバイザーがあなたに合ったお仕事を紹介します

➂職場見学(職場見学がない場合もあります)
就労場所を確認し、担当する業務の内容について詳しく知っていただきます

➃就業開始
就業開始からフォロー・サポートを行います

 

【ゆくゆくは正社員になりたい方へ】

派遣には、正社員になることを前提とした「紹介予定派遣」という制度があります。最長6ヶ月間派遣社員として就業した後に、派遣社員と派遣先企業の双方合意があれば直接雇用に切り替わることができます。

派遣社員にとっては「仕事内容や職場環境が自分にあっているかを見極めること」ができ、派遣先企業にとっては「派遣期間中に自社に見合う社員かどうかを判断してから採用する」ことができ、双方にメリットがある制度です。
「いつかは正社員になりたい」と考えている方は、派遣としてさまざまな経験を積んだのちに、正社員を目指してみましょう。

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